からだの抵抗力と自律神経

◆守るチカラを高めて予防に役立てる

自律神経の交感神経と副交感神経

守るチカラを高めておけば、さまざまな不調の予防になります。

この抵抗力はおもに血液中の白血球により構成されていますが、最近、この白血球が自律神経の支配を受けていることがわかってきました。

自律神経は血管や心臓、消化器などの、内臓のはたらきを構成している神経で、交感神経と副交感神経からなり、この2つのバランスにより人間は活動することができています。

◎交感神経
活動時に優位に働き、心臓のはたらきを高め、呼吸を早め、消化管のはたらきをとめて、活動時にふさわしい体調に調整します。(別名:戦うための神経)

◎副交感神経
休息時や食事をするときに優位にはたらき、心臓や呼吸をゆるやかにして、消化液の分泌をうながして消化管の蠕動運動(ぜんどう運動:消化管の内容物を肛門に向かって送る働き)をします。(別名:休息のための神経)

もっとわかりやすく言うと、
「怒りや恐怖」を感じたときに作用する交感神経と「安らぎや安心感」を感じたときに作用する副交感神経です。

自律神経の影響は白血球にもおよびます。

白血球のなかには顆粒球とリンパ球があります。
この顆粒球とリンパ球のバランスがとても大事です。

交感神経が優位になっているときは顆粒球が増えて活性化し、副交感神経が優位の時はリンパ球が増えて活性化します。

自律神経はストレスの影響を受けやすく、ストレスにより交感神経が緊張が強いられるようになります。

すると、血液中では顆粒球が増えすぎてしまい、白血球のバランスが崩れ、抵抗力に異常をきたしてしまうのです。

交感神経の緊張状態はストレス以外にも、さまざまなクスリ(とくに、消炎鎮痛剤)や身体を冷やすことによって引き起こされることもわかっています。

別談ですが、

わたしたちが笑ったときには、この交感神経と副交感神経がひんぱんに切り替わり脳への刺激をうみだし、その結果抵抗力が上昇するのだそうです。

ですので、いつも楽しく笑っている人は、抵抗力が高くなってからだが不調をおこしにくくなるのです。

いつも笑うことを忘れないように毎日を過ごしていきましょうね。