フコキサンチン(fucoxanthin)とは

◆フコキサンチンの基礎知識ー構造研究

フコキサンチン(fucoxanthin)は、珪藻類などの微細藻類や褐藻類に広く分布しているマリンカロテノイドです。その量は天然カロテノイドの10%を占めています。
フコキサンチン(fucoxanthin)のフコ(fuco)の名前は褐藻の学名Fucusにちなんでいます。

北欧では褐藻は重要な食材で、褐藻の色素については古くから関心が高く研究されていました。
フコキサンチン(fucoxanthin)は、カロテノイド(天然色素)のなかでも複雑な構造をしています。ですので単離から構造決定にいたるまで50年の年月を必要としました。
分子式ではC42H58o6で表されます。

◆フコキサンチンの化学的特性

フコキサンチン(fucoxanthin)は、多くの官能基(※)をもつので化学的に不安定で、酸により青色のオキソニウム化合物を、塩基により黄色のヘミケタール化合物やイソフコキサンチンをつくりだします。
(※官能基とは一つの集団として特徴のある反応性を示す原子団)
ですので、フコキサンチン(fucoxanthin)の分離や分析には酸やアルカリは使えません。

◆フコキサンチンの役割

フコキサンチン(fucoxanthin)は、褐藻類や珪藻の光合成での光捕集色素の役割を果たしています。フコキサンチンは、ベータカロテンより長波長の光を吸収できます。
海水中では陸上よりも長波長側の光を吸収しやすいフコキサンチンが光合成の光捕集色素として使われています。

◆フコキサンチンの人への吸収

フコキサンチン(fucoxanthin)もほかのカロテノイドと同様に、消化管内で吸収を経て体内に吸収されます。



フコキサンチン(fucoxanthin)は、海藻中の含有量が少なく、光や熱によって分解されやすいため、生産性やコスト面に課題があり、サプリなど商業的に使用するには開発が遅れていました。
フコイダンAFプレミアムに使用しているフコキサンチンは、日本で初めて北海道産真昆布を原料として、フコキサンチン含有を高濃度に規格したフコキサンチン素材の開発に成功したオリザ油化株式会社の原料を使用しています。
(オリザ油化株式会社は、農林水産省による産学官共同研究を通して開発に成功しています。)




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