胃の知っとく情報

◆胃のしくみと健康な食生活

胃のしくみ

胃胃は食べた物をしばらくとどめて、胃液といっしょに混ぜ合わせて十二指腸へ送り出すはたらきをしています。

栄養の吸収は、おもにに小腸でおこなわれるので、胃を全部摘出しても生活することはできます。

食道からの入り口部分である噴門部、胃の中心部である体部、十二指腸への出口である幽門部、からなります。

胃の健康を損なう危険因子
・喫煙
・多量飲酒
・塩分多食
・油脂,肉類多食
・焼肉,焼魚多食
・運動不足
・肥満

胃の不調をサポートする因子
・野菜,果物,緑黄色野菜,豆,穀物,海藻,緑茶


切除後のケア

切除が成功して自宅にもどっても、すぐには社会復帰はできません。
1~2ヶ月間の自宅でのケアが必要です。

食事に関することがもっとも大切で、高たんぱくの食事を、少しずつ何回かに分けて摂取するようにしましょう。
食後、横になり安静にするのも有効です。


《食事のとり方》
消化がよく栄養価の高いものを、1日数回に分けてとるようにしましょう。

たんぱく質、ビタミンを多くふくんだ食品を選びます。
1日の食事量が増えてきたら、食事の回数を減らします。

なお、胃の切除後は、アルコールの吸収スピード゙が速くなり、酔いがすぐにまわるようになります。
食欲を増す程度に、少量のアルコールを飲むのはかまいませんが、毎日飲んだり、たくさん飲んだりするのはやめましょう。
ビールや炭酸の入ったものは、お腹がはって食事がとれなくなるので避けたほうがよいでしょう。
また、下痢が現われたときは、食物繊維の多い野菜や、脂肪分の多いもの牛乳などをひかえるようにしましょう。

《運 動》
適度の運動は、食欲を増すためにも必要です。
自宅にもどると運動量が増えるために、体重が減少します。
食事の量にも関係しますが、体重の減らない運動が、適度の運動量といえます。

《精神的サポート》
リラックスした家庭環境が必要です。
大きなストレスが残っているからです。
精神的ストレスは、食欲減退につながります。
家族の温かい精神的サポートが必要です。

《社会復帰》
自宅に戻って1~2ヶ月間のケアが必要です。
無理をせず、ゆっくりと、もとの生活にもどるようにしましょう。

完全な社会復帰は、6ケ月目ごろを目安にします。
体力に自信がもてるようになるまでに、1年、あるいは3~5年かかる人もいます。
それまでに上手な食事と規則正しい生活を続けましょう。