こんにちは、フコイダン健康堂スタッフのTです。
実は、うちの娘(19歳)が先日、尿路結石になり、相当な痛みで大変でした。
ご年配の方の病気とばかり思っていて、なかなか病院にも連れて行ってやれず(気のせいだから我慢しなさい、と言ってしまい)、反省しました。
若い子でもなることがあるんですね。
今日のブログでは、「結石」についてご紹介します。
「突然、腰や脇腹が痛くなった」「血尿が出た」「以前、尿路結石になったことがある」
このような経験がある方は、尿路結石が原因だった可能性があります。
尿路結石は、腎臓でできた結石が尿の通り道に移動することで、強い痛みなどの症状を引き起こすことがあります。一方で、結石があっても症状がほとんどないケースもあります。
この記事では、結石とは何か、どのような症状が出るのか、原因や治療方法、日常生活で意識したい予防について、わかりやすく解説します。
※この記事は一般的な健康情報を提供するもので、診断や治療を行うものではありません。気になる症状がある場合は医療機関を受診してください。
結石とは?
結石とは、尿などに含まれる成分が結晶化して固まり、石のようになったものです。
尿路にできるものを尿路結石と呼びます。
尿路は、大きく分けると、
- 腎臓
- 尿管
- 膀胱
- 尿道
から構成されています。
腎臓にできた結石が尿管へ移動すると、尿の流れを妨げたり、強い痛みを引き起こしたりすることがあります。
尿路結石症の診療では、結石の大きさや位置、尿路の閉塞の有無などを確認し、その状態に応じて経過観察や治療方法を検討します。
腎結石と尿管結石の違い
「腎結石」と「尿管結石」は、どちらも尿路結石の一種ですが、できる場所が異なります。
腎結石
腎臓の中にできた結石です。
小さな結石では症状がないこともあり、健康診断や画像検査などで偶然見つかることもあります。
尿管結石
腎臓から膀胱へ尿を運ぶ「尿管」に結石が移動した状態です。
尿管は比較的細いため、結石が移動すると尿の流れが妨げられ、痛みなどの症状につながることがあります。
尿路結石の主な症状
尿路結石でみられる症状には、次のようなものがあります。
1.腰や脇腹の痛み
代表的な症状の一つです。
結石の位置や尿路の状態によって、腰、脇腹、下腹部などに痛みを感じることがあります。
痛みの強さや感じ方には個人差があります。
2.血尿
尿路の粘膜が結石によって刺激されることで、血尿がみられる場合があります。
肉眼ではわからなくても、尿検査で血液が確認されることもあります。
3.吐き気
強い痛みに伴って、吐き気などが起こる場合があります。
4.排尿時の違和感
結石が尿管の下部や膀胱などに移動すると、排尿時の痛みや違和感などがみられることがあります。
5.症状がないこともある
「結石があれば必ず痛い」というわけではありません。
結石の位置や大きさなどによっては、症状がほとんどない場合もあります。
なぜ結石ができるの?
結石は、尿の中に含まれるさまざまな成分が結晶化することで形成されます。
結石にはいくつかの種類があり、成分によって特徴が異なります。
代表的なものとして、
- シュウ酸カルシウム結石
- リン酸カルシウム結石
- 尿酸結石
- 感染に関連する結石
などがあります。
そのため、「結石になったから、この食品だけを完全に避ければよい」という単純な話ではありません。
結石の種類や体質、生活習慣などを考慮することが大切です。
結石ができやすくなる生活習慣とは?
尿路結石は、生活習慣とも関係があります。
特に日常生活で意識したいのが水分摂取と食生活のバランスです。
水分不足に注意
水分が少ないと尿が濃くなり、結晶ができやすくなることがあります。
特に、
- 汗をたくさんかく
- 暑い環境で過ごす
- 運動する
- 水分をあまり取らない
といった状況では注意が必要です。
ただし、心臓や腎臓などの病気で水分摂取量について医師から指示を受けている場合は、その指示を優先してください。
塩分の摂りすぎにも注意
食塩を多く摂る食生活は、尿路結石のリスクと関連することがあります。
普段から、
- インスタント食品
- 加工食品
- 漬物
- 塩分の多い外食
- 味の濃い料理
などを頻繁に食べている場合は、食生活全体を見直してみましょう。
極端な食事制限は避ける
「結石が怖いから、野菜や特定の食品を全部食べない」というような極端な食事制限はおすすめできません。
結石の種類によって注意点も異なるため、自己判断で特定の食品を極端に制限するのではなく、バランスのよい食事を基本にしましょう。
結石の検査
尿路結石が疑われる場合、医療機関では症状や身体の状態を確認したうえで、必要に応じて検査を行います。
代表的な検査には、
- 尿検査
- 血液検査
- 超音波検査
- X線検査
- CT検査
などがあります。
検査によって、結石の位置や大きさ、尿路がふさがれていないかなどを確認します。
どの検査を行うかは、症状や患者さんの状態によって異なります。
結石の治療方法
結石の治療は、結石の大きさ、位置、症状、尿路の閉塞の有無などによって決まります。
小さな結石の場合、自然に排出されることが期待できるケースがあります。
一方、大きな結石や自然に排出されにくい結石、尿路の閉塞などがある場合には、積極的な治療が検討されることがあります。
尿路結石症診療ガイドライン第3版では、結石の大きさなどを考慮して、保存的な治療と積極的な治療を使い分ける考え方が示されています。
治療方法の例としては、
- 経過観察
- 痛みに対する治療
- 体外衝撃波による治療
- 内視鏡を用いた治療
- 手術による治療
などがあります。
どの治療が適しているかは、自己判断せず、泌尿器科で相談することが大切です。
結石は一度できたら再発しない?
残念ながら、結石は一度治療したからといって、今後絶対にできないとは限りません。
再発を繰り返す人もいるため、結石ができた経験がある方は、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。
特に、
「一度治ったから終わり」ではなく、「再びできないための生活を考える」
ことが重要です。
結石を予防するためにできること
日常生活では、次のようなポイントを意識しましょう。
1.こまめに水分を摂る
水分不足にならないよう、普段から適切に水分を摂ることを意識しましょう。
ただし、水分摂取について医師から制限を受けている場合は、その指示に従ってください。
2.塩分を摂りすぎない
味の濃い料理や加工食品などが多い場合は、食事全体の塩分量を見直しましょう。
3.バランスのよい食事を心がける
特定の食品だけを避けるのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスのよい食生活を基本にしましょう。
4.適度に体を動かす
無理のない範囲で日常的に体を動かすことも、健康的な生活習慣につながります。
5.結石になったことがある人は定期的に確認する
再発を繰り返す場合や結石が残っている場合などは、医師の指示に従って検査を受けましょう。
こんな症状があれば医療機関へ
次のような症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関への相談をおすすめします。
- 突然、強い腰や脇腹の痛みが出た
- 血尿がある
- 排尿時に強い痛みがある
- 尿が出にくい
- 発熱を伴っている
- 吐き気や嘔吐が強い
- 結石があると診断されている
- 過去に結石を繰り返している
特に、強い痛みに加えて発熱などがある場合は、尿路の閉塞と感染が関係している可能性もあるため、早めの医療機関への相談が重要です。
「結石=水を飲めば大丈夫」と考えないことが大切
結石について、「水をたくさん飲めば自然に治る」と考えてしまう人もいます。
しかし、結石の大きさや位置、尿路の状態などによって対応は異なります。
小さな結石では自然排石が期待できる場合がある一方、自然排石が難しいケースでは治療が必要になることもあります。
また、強い痛みや発熱などがある場合は、単純に水分を多く摂るだけで済ませず、医療機関で状態を確認することが重要です。
まとめ|結石は日頃の生活習慣と早めの対応が大切
尿路結石は、腎臓や尿管などに結石ができる病気です。
症状として腰や脇腹の痛み、血尿、吐き気などがみられることがありますが、症状がほとんどない場合もあります。
結石の治療は、結石の大きさや位置、尿路の状態などによって異なります。
また、結石は再発することもあるため、治療後も水分不足や塩分の摂りすぎなどに注意し、バランスのよい食生活を心がけることが大切です。
「もしかして結石かもしれない」と思う症状がある場合は、自己判断せず、泌尿器科などの医療機関に相談しましょう。



