子どもの健康最新データから見る「今どきの傾向」
― 虫歯は減少、でも視力低下は増加 ―
文部科学省が毎年おこなっている「学校保健統計調査(2025年度)」によると、虫歯のある子どもの割合が過去最少になったそうです。
これは、全国の5歳から17歳までを対象にした調査で、虫歯がある人の割合は幼稚園で初めて2割を下回り、小学校・中学校・高等学校でそれぞれ3割前後と、幼稚園から高等学校のすべてで過去最少となったとのこと。
そういえば、最近は銀歯の子を見かけなくなりましたね。
過去最少になった要因として考えられるのは、「学校で歯みがき指導が行われる」や「家庭で歯の健康に対する意識が高くなってきている」ことなどが考えられるそうです。
幼児期は、口移しで食べ物を与えない(親の虫歯菌がうつってしまうため)とか、子どもが自分で歯みがきをしたあとに、親が仕上げみがきをする、という家庭の習慣も功を奏したのかもしれませんね。
👀 しかし視力は悪化傾向
一方で、別の問題も浮き彫りになりました。
裸眼視力1.0未満の子どもの割合は、学年が上がるほど増加しています。
視力低下の割合
- 小学生:3割超
- 中学生:約6割
- 高校生:約7割
つまり、高校生になる頃には7割近くが視力1.0未満という状況です。
主な原因とされるもの
- スマホ・タブレット使用時間の増加
- 勉強・読書時間の長時間化
- 外遊びの減少
文科省は対策として次を呼びかけています。
✔ 画面や本は目から30cm以上離す
✔ 作業後は目を休ませる
⚖ 肥満傾向は「11歳前後」がピーク
調査では体格についても言及されています。
- 男女ともに11歳前後が最も肥満傾向が高い
- 男子は9歳以降で1割超
この時期は成長期で食欲が増える一方、運動量が減る子も多いため、生活習慣の差が出やすい年齢です。
🏠 家庭でできる健康サポート3つ
今回のデータから見えてくるのは、生活習慣が健康状態を大きく左右するという事実です。
今日からできる習慣
① 食後の歯磨きを習慣化
② 1日1回は屋外活動
③ 画面時間のルールを決める
特に「歯」と「目」は、毎日の積み重ねで将来の健康が変わる部分です。
✏ まとめ
今回の調査結果を一言でまとめると
虫歯は減ったが、視力低下は進んでいる
という対照的な状況です。
これはつまり
✔ 歯の健康は社会全体で改善できた
✔ 視力の問題はまだ対策途中
ということ。
子どもの健康は、学校・家庭・社会の協力で守られます。
今回の統計を「ニュース」で終わらせず、日々の生活を見直すきっかけにしていくといいですね。


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