◆梅雨の季節に気をつけたいこと
梅雨の季節は、ジメジメとした湿度とどんよりとした空模様で気分も憂うつになりがちです。健康を維持するためにストレスをためないように工夫しましょう。
梅雨ストレス
天気の話しになりますが、低気圧によって雨がもたらされたときに私たちのからだにはあることが起こります。
低気圧配置で大気中の酸素が少なくなるときは、からだの疲れを回復させて、おもに睡眠時に優位にはたらく副交感神経が刺激されやすくなるといわれています。
つまりからだ全体が「休息モード」に近い状態になるわけです。
梅雨時に限らず、雨の時はなんとなくやる気が出ないなあと感じたことがありませんか?
これは気分だけの問題ではなかったのです。
湿気の多いこの季節。汗が蒸発しにくく、代謝のバランスをつかさどる自律神経が崩れて、
水分が体の中にとどこおりがちになることから、実は体調を最も崩しやすい時期でもあります。
体がだるくなったり、冷えがひどくなったり、イライラ、ウツウツした気分にもなります。
何をするにも不自由な梅雨は、何だか気分もモヤモヤしますよね。
そこで、天気の悪い日に、屋内でできるストレス解決方法をご紹介します。
ぜひお試しください。
梅雨ストレスを軽くするには
★ぬるめのお風呂にゆっくりつかる
湿度が上がる梅雨時期は、冷房を使う機会も多くなります。
職場でも自宅でも、室内でずっと冷房の効いた空間にいると、身体が冷えてしまい、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
あまり高い温度のお湯につかると、交感神経が優位になりすぎてリラックスできなくなりますので、38〜40度程度の少しぬるめのお湯がおすすめです。
★室内を明るくする
梅雨時期は日照時間が少なく暗い日が続き、健康な人でも気分が落ち込みやすくなり、うつ病になる人が増える時期でもあります。
朝起きたらカーテンを開け、明るい電気をつけ、できるだけ室内を明るく保つようにしましょう。
この方法はシンプルですが、実際よく使われている方法でもあります。
★その他
・録りだめしてあるドラマを観る
・アロマオイルを焚き、本を読む
・ちょっと凝った料理を作ってみたり、新しいレシピに挑戦してみる料理をつくる
・趣味の手芸や編み物をする
・屋根付き駐車場がある所にショッピングに行く
あなたなりのストレス緩和術を見つけ、上手に「梅雨ストレス」を乗り切りましょう。
夏に向けてストレスを引きずらないように、普段できる対策は意識して取り入れてみましょう。
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