フコイダンは、おもに
フコースを中心にウロン酸(グルクロン酸)、硫酸基、ガラクトース、キシロース、などの成分で構成されています。
フコイダンの特徴は、硫酸基を多くふくんでいることで、この点が他の多くの多糖類との大きなちがいであるといえます。
モズクの粘質の主要成分は典型的なフコイダンであり、Lフコースと硫酸の比はほぼ1:1.27(モル比)と報告されています。(出典:海藻フコイダンの科学)
硫酸基の特徴は、なんといっても水分を貯蔵する力です。
ヌルヌルとしたジェルのような状態を作り出し、海藻の表面をうるおわせます。
人体では身体を健康のために守ってくれます。
硫酸基は、人の胃粘膜の粘質性の成分とも同質なので、フコイダンが胃の中に入ると、同じような性質のヌルヌル成分と相性がよく、なじみやすいのです。
フコイダンは海藻の種類によってもいくつか種類があり、粘着性のヌルヌル成分の構造もそれぞれちがいます。
近年のフコイダン研究によって、
健康のためには海藻のなかでもとくに粘着性成分の多いモズクが一番好ましいということがわかってきました。
モズクは、ほかの海藻の約5〜8倍ものフコイダンをふくんでいて、構成成分のひとつである硫酸化フコースという成分もほかの海藻より多くふくんでいます。
フコイダン製品を選ぶ際には、硫酸基が外れていないかと、原材料の海藻の種類や、分析結果などを明示している販売会社を選ぶことが肝心です。
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フコイダンAFプレミアムは、フコース・硫酸基・グルクロン酸が結合しているからしっかりパワーを発揮できます