「分子」とは、物質が化学的性質をたもつ最小の粒子(物質を構成するもっとも小さなつぶ)のことで、すべてのものは分子でできていると言えます。
たとえば「水」なら水の分子が集まって水になっています。
水を化学の言葉で表現すると、「H2O」という分子式になります。
これは、水素(H)2つと、酸素(O)1つとがくっついたものです。
このとき水素と酸素はH-O-Hというようにくっついています。
コップに入ったお水を想像してください。これを水の集団だとします。
コップに入った水は水分子が集まってできています。
フコイダンの性質がたもたれるのは、主要構成成分のフコース・硫酸基・グルクロン酸がつながった状態です。
このうちひとつでもつながりが外れてしまうと、フコイダンと呼べません。
フコイダンの分子量はとても大きく約200万です。
ちなみに水(H2O)は18です。
グルコース(ブドウ糖=C?H??O?を持つ単純な糖)の1個の分子量は180なので、約1万個以上のいろいろな糖のつながりと考えられます。
「高分子と低分子のフコイダンではどちらがよいですか」
というご質問をよくいただきます。
フコイダンとは、フコースを主要構成糖とする多糖類であり、硫酸化フコースが多くふくまれていて、もともと「高分子」といわれる大きさなので、「低分子」にしてしまうと、不安定になりフコイダンとしての性質を保つことが難しくなります。
フコイダンは下記構造式のように、フコース・硫酸基・グルクロン酸が結合した状態で本来のパワーを発揮することができます。
そして、
フコイダンの性質上、小さくしても腸から吸収されるまでに、ふたたびくっついて(凝集されて)大きくなってしまうこともあり、せっかく小さくしても意味がなくなってしまいます。
また、研究者からは「低分子フコイダンは吸収率がよいので有効だといいう研究者もいるが、低分子化によって硫酸基がバラバラになると、フコイダン本来の活性が失われる可能性を否定できない」というような声もあがっています。
弊社では、このことをもとに、従来品を改良する際に、高分子のフコイダンを選択いたしました。
また、学会などで研究発表されているフコイダンはほとんど高分子のものです。
高分子ということで一概に吸収されないというわけではありません。
体に吸収されることが最近の研究で明らかになってきていて、研究結果で吸収に関するよい結果が確認されている質の良いものがあります。
フコイダンAFプレミアムにふくまれるフコイダンは、高品質高分子フコイダンを使用しています。
→
高分子フコイダンのフコイダンAFプレミアムを試す