・脱毛を防ぐ方法が色々と考えられていますが、残念ながら現段階で効果があるわけではありません。
事前の情報で、急に多くの毛がぬけるのでわかっていても、とても強いショックを受けます。
ただ、脱毛は一時的でほとんど回復しますが、髪質は前よりやや細めになることが多いようです。
3割方薄くなるものから全身脱毛の可能性があるものまで、脱毛の程度も変わってきます。
かつらや帽子などが不要な場合もあります。
パーマやカラー(毛染め)は避けましょう。
かつらを用意する
前もって、かつらを準備しておくといいと思います。
また「どうせ抜けるのだから」と、髪を短く切ったり剃ったりする方もいます。
脱毛しはじめる前に頭髪を刈ると、脱毛の際に短い毛が抜けてちくちくと刺激になる
場合もあるので、短くし過ぎるのも良くないことがあります。
フィットキャップ(やわらかい素材でできた帽子)を利用してもよいでしょう。
洗髪のときに気をつける
頭皮や髪の毛の清潔をたもつために洗髪は大事です。
シャンプーは弱酸性のものを使い、やさしく洗ってよくすすぎましょう。
(ツメをたてて洗って頭皮を傷つけないように注意します。)
刺激のつよいシャンプーやトリートメントは使わないようにしましょう。
髪をとかすときの注意
髪をとかすと抜けてしまうと心配し、とかさない方もいらっしゃいますが、髪がもつれてしまうので、やわらかいブラシで整えましょう。
ドライヤーも低温にし、頭皮への負担を減らしましょう。
また、眉毛もぬけやすくなります。
かつらの貸し出しをしてくれる機関も検討しましょう。
外出時のくふう
スカーフやバンダナ、帽子やつけ毛などを利用しましょう。
紫外線の刺激や寒さから頭皮を守ることにもつながります
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こんな”困った”のときの工夫