フコキサンチンとは
カロテノイドの一種
フコキサンチン(fucoxanthin)は、昆布・ひじき・ワカメなどの
褐藻類のみに微量にふくまれるカロテノイドの一種でキサントフィルに属しています。
自然界でカロテノイドが果たしてる役割はいくつもあり、とくに光合成の補助集光作用、光保護作用等に重要な役割を果たしています。
人間や動物にとっては、必須栄養素のビタミンAが生成される前の段階の物質であるほか、近年では生活習慣による不調の予防となることも報告されています。
近年、カロテノイド類の健康食品としての研究がさかんな中、近年、フコキサンチンとしての研究も進んでいて、さまざまな報告がされています。
フコキサンチンの多機能性
強い還元力などの研究報告
カロテノイドのはたらきについては、還元力がよく知られています。
フコキサンチンは他のカロテノイドと比較して強い還元力をもちます。
他のカロテノイドの、ベータカロテン、ベータクリプトキサンチン、ゼキサンチン、アスタキサンチン、リコペン、ルチンなどは良い条件のもとで還元力を示すのに対し、フコキサンチンは低酸素分圧下(たとえば体の中)でより
強い還元力を示します。
この性質がフコキサンチンの重要な特徴のひとつです。
カロテノイドの機能性は、各カロテノイドの構造によって大きく左右されるので、それぞれのカロテノイドによってその特徴が違ってきます。
以前は、還元力のほかの機能についてはほとんど知られていなかったのですが、最近になってフコキサンチンの、ほかのカロテノイドには見られない生物活性が見出されました。
北海道大学大学院の研究室でラットにフコキサンチンを与えた研究や、食品企業でのヒト臨床試験やそのほかの大学などで、
海藻カロテノイド、フコキサンチンの独特な機能性が発見されています。
また、北海道大学で行われた生物がフコキサンチンを摂取した場合の栄養学的な研究でも明らかになっています。
フコキサンチンの研究については、神戸大学大学院、広島大学大学院、北海道大学大学院、中部大学などの各大学研究所や食品総合研究所などで行われています。
フコキサンチンは、健康に役立つ新たな食品素材として注目されているのです。
日本初の水溶性フコキサンチン
水溶性で可能になったフコイダンAFプレミアム配合
これまで、フコキサンチンは、光や熱によって分解されやすいという特徴があったため、生産性やコスト面に課題があり開発が遅れてたという業界の経緯があります。
そして、フコキサンチンは本来油性で、水に溶けないという特徴があります。
ですので、液体タイプの健康食品には配合ができなかったのですが、原料メーカーの研究によって
日本初の水溶性のフコキサンチンが開発され、液体タイプの製品に配合することが可能となったのです。
フコイダンAFプレミアムの液体に配合されているフコキサンチンは、この「
日本で初めて水に溶けるように開発された水溶性粉末の高品質なフコキサンチン」を使用しています。
水溶性フコキサンチンを使用することにより、
フコキサンチンを液体にも配合することができ、フコイダンといっしょに摂りやすくなったのです。
使用しているフコサンチンの原料は、高級品として知られている北海道産真昆布から抽出された高品質のフコキサンチンです。
水溶性は成分がこわれない?
フコキサンチンを、粉末状やドリンクに加工すると品質が損なわれるのでは?というご質問をいただくことがございますが、技術が低いと損なわれることもあるかもしれませんが、フコイダンAFプレミアムに使用しているフコキサンチンは、そのようなことはございません。
原料段階で試験を行っています。
熱安定性やph安定性に関して試験を行い、どちらも安定性の確認がとれているフコキサンチン原料です。
ですので品質を保ったままドリンクタイプに配合することが可能となっています。
フコイダンと同時に摂って実感力アップ
フコイダンと、このフコキサンチンを同時に摂ることで、実感力をより高めることが期待できます。
フコイダンとフコキサンチンを同時にドリンクで摂れるのは
フコイダンAFプレミアムだけの特長です。